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12月に入り、今年も残すところわずかとなりました。
新型コロナウイルスが流行の兆しを見せた春頃から、お祭りや花火大会、学校行事などが中止され、いつも当たり前のように見ていた景色が見えなくなり、今年は季節を感じることが出来ずに終わる気がします。
様々な音や、にぎわい、これらが季節を感じさせるものであったのだと初めて知りました。
さて、来年になればまた一つ年をとります。
そこで今回は「老いるということ」について少し触れたいと思います。
加齢に伴う身体機能の変化はたくさんありますが、そのひとつに運動機能低下があります。
骨は骨量が減って骨粗しょう症を引き起こします。
筋は線維が細くなり筋量が減って、筋力が低下します。
関節は硬くなり柔軟性が低下します。その結果、日常生活の活動量が低下します。
そしてさらに、骨量や筋量が減り・・という悪循環が生じます。
そうなると姿勢不良や体重増加などで痛みが出る、体力も落ちて息切れがする、気持ちが滅入ってくる・・、転倒する・・という次なる問題も出てきます。
その悪循環を断ち切るために、我々は適度な運動を勧めて、実践しています。
さらに高齢者の特徴として、「個人差」が出ます。
若い頃は大抵の人は歩いたり、走ったり出来ます。ところが加齢に伴い、歩ける、走れる、跳べるなど、身体の差が大きくなります。
歩き続けられるためにはどのような運動をしたら良いのか?
次回は「運動」について紹介していきたいと思います。
理学療法士N